2011年3月22日
この度、日本デザインコミッティーでは、第674回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、有田焼の新しい在り方をテーマとした企画展「有田四様(ありた・よんよう)」を開催の運びとなりました。有田の磁器生産の歴史は古く、17世紀初頭、豊臣秀吉が朝鮮から陶工を連れてきたのがきっかけです。長い時間を経てその技術は研ぎすまされ、日本人の繊細な技巧と相まって、比類ないものへと発展を遂げました。さまざまな時代を経て、有田焼は完成度を高めてゆきましたが、その骨格となる様式が四つあります。
「初期伊万里様式」「柿右衛門様式」「鍋島様式」「金襴手古伊万里様式」がそれにあたります。それぞれ独特の特徴と美しさを備えて人気を博する四様式ですが、この伝統の有田四様式とデザインを掛け合わせたらどういう製品が生まれるのか、という期待、また、現代生活の中に浸透させ、新たな可能性を拡げるという目的の元、計画されたのが、有田四様のプロジェクトです。本企画では、それぞれの様式に3人のデザイナーと1人の画家が取り組みました。
会場デザインは、インテリアデザイナーの近藤康夫氏。それぞれの技法によって生まれた、大皿、取皿、そば猪口、食卓を彩る美しい磁器各種を展示いたします。ご高覧下さい。また、展示品は限定数にて購入可能となっております。
※本企画「有田四様」は、2005年に発表した「有田HOUEN」の第3弾目のシリーズとして、本年度デビューするものです。
窯元=有田製窯 池田製陶所 陶悦窯 李荘窯/販売元=キハラ
4月16日(土)、17日(日)の2日間、プロジェクトに関わりの深い方々を迎えてトークショーを開催します。400年の歴史を背景に今日まで継承、発展し続けている有田焼をご理解いただく機会にしていただければ幸いです。詳しくはこちらをご覧ください。
「有田四様」でご紹介している各種展示物は、販売いたしております。
ご希望の方は、松屋7階デザインコレクション売場までお問合せ下さい。
