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2004年5月19日
世界一の高層建築が、一瞬のうちに粉々に崩れ落ちてしまうような時代に、隈研吾は建築家として建築に向き合っている。強い建築、屹立する建築、モニュメンタルな建築の矛盾をいち早く察知し、象徴や視覚の誘惑からのがれ、様々な欲望を逃れ、地べたにはいつくばりながら、建築の可能性をさぐっている。この展覧会は、その思考の一部を物質的に表現してみせる試みである。(原研哉)