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2003年12月27日
古来、稲作を中心としてきた日本人は、稲藁にも神聖な力が宿ると考えてきた。人々はその藁で注連縄を綯い、家中に張り巡らせることで家を清浄に保ち、歳神を招き入れたのである。いつの頃からか、その縄は鶴や宝珠、宝船などを象った寿 ぎのかたちへと変化し、いまだ私たちの生活の中に深く根付いている。2004年の新年、杉浦康平氏の眼が選ぶ注連縄宇宙をご覧いただきたい。(松本哲夫)