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1987年5月22日
磯崎新のドローイングは、強くて、劇的で、しかも胸のすくような切れ味の洗練感触を持っている。彼のドローイングは立体構造が主題であることは当然だが、それが不思議と幻想性を持っている。ピーンと張りつめた空間に清涼な色彩と鋭利な角度を持った造型がある。しかも光と影が、美しい詩情をたたえて見る人に迫ってくる。私には、うんと新しいキリコの世界がそこにあるように思われてならない。(亀倉雄策)